つれづれのおはなし

よそじ、つれづれ。

里親への道②面談

電話で予約を取ったのち、児童相談所へ夫婦で面談へ向かう。
S市の児童相談所は一箇所、地下鉄から徒歩5分ほどのところにあり、保育園も併設されているが、たたずまいはまさに国の建物。

受付で面談の予約をしていることを伝えると、しばらくして二人の男性が現れ、相談室へと案内される。

相談室は、一部屋5〜6畳といったところ。預ける方の相談にも使われるらしく、子供のおもちゃなども置いてあった。

面談は、里親制度の概要の説明のあと、何故里親になりたいのか?という質問から始まり、何歳くらいの子が希望かという子供に関する質問のほかに、収入はいくらくらいかとか、家族構成はという若干プライベートなことまで、20分ほどに渡って話をして、終わった。面談前に、質問内容の内容に沿ったかんじのアンケート用紙を渡されて、記入するようにとのことだった。

面談のあとに、質問はありますか?と言われたので、①養子縁組里親を希望しているのだが、どのくらい待つのか、ということと、②養育から養子縁組に移行する可能性はあるのか、③養育里親はどのくらいの期間子供を預かるのが多いのか?などの質問をした。

①は、今養子縁組里親を希望して待っている人が多いので、3年から5年。

②は、ほぼその可能性はない。養子縁組里親の対象になる子は最初から決まっていることが多い。

③長期になる場合もあるがほとんどが二年以内。

という回答。養子縁組里親は、かなり狭き門だということがわかった。

児童相談所の担当の方が言っていたのが、最近は、養子が欲しくて、NPO法人などの赤ちゃん養子縁組に登録するために、里親登録する人が増えている(登録する要件に、里親登録していること、という条件を課している団体が多いため)が、それは里親登録の趣旨に反する。そういう予定はありますか?と聞かれた。

我が家はまだそこまで考えていなかったので、考えてないです、と答えたが、そこで、少し、養子縁組に関する疑問というか、迷いが生まれた。

自分の子供であろうがなかろうが、子供たちにはその選択をする権利がない。養子だろうが里子だろうが、保護され、愛され、擁護されるべき存在であることに変わりはないのに、養子にこだわるのは大人のエゴなのではないだろうか?

その日は、面談だけで終わり、後日里親研修の案内を送ります、とのことだった。

里親研修は年2回、春と冬に行われていて、私たちが面談に行ったのは9月。次の里親研修は11月からだったので、研修開始まで2カ月ほど待つかたちになる。

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