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つれづれのおはなし

よそじ、つれづれ。

里親への道④基礎研修1日目

里親

11月の基礎研修は、1日目が、里親の概要説明や、里親さんの体験談。

概要についてはさんざんネットで調べたり、里親フォーラムでも聞いたので、正直、耳タコ感笑

ただ、里親さんの体験談は、前回の里親フォーラムでのお話とはまた違う里親さん達の話で、とても参考になった。今回も3人の里親さんの話を聞くことができた。3人とも、10年以上里親を続けていて、養育経験が豊富な人たち。

それぞれお話いただいた、養育体験は
DVを受けていた女の子の話や、委託から養子になった女の子への真実告知の話など、里親フォーラムとは違ってとても参考になったのだけれど、プライバシーもあるので、ここでは割愛させていただきます…

ただ、3人の里親さんが共通して言われていたのが、
【助けを求めることができる場所をつくりなさい、助けを求めることができる子供に育ててほしい】
ということです。

インターネットで『里親』と検索すると、一番上に犬猫の里親募集、が出てくるくらいまだまだ里親への認識が浸透していない世の中で、里親も、子供たちも、普通に生活していくにはまだまだ、世間の理解を得られていないのが実情。

病院へ行けば保険証を出してくださいと言われ(里子は養親の社会保険上の扶養には入れないので、実親の保険に入っていなければ、国から交付される受診券で病院を受診するしかありません。けれど、この受診券が病院によっては何かわからないと言われたりする)、学校へ行けば親と苗字が違うと言われたり、名前の由来を教えてくださいと宿題を出されたり、母子手帳を持って来てと言われたり…

圧倒的に普通の家庭が多い、日本の中で、無意識のうちに、心ない対応をされることは多いと思います。悪気はないのだろうけど、知らない、わからないということはそういうことなので、致し方ない部分はあると思います。

そういう時に、相談したり、わかってくれる人がいる場所を見つけること。
子供たちも、私はこういうことで、困っていますときちんと伝えることができるようになる、なれる環境を作ること。それが、思いつめたり、悩んだりしたときに、とても助けになるとのことでした。

どんなことでもそうだけど、思っているだけでは伝わらない。きちんと言葉に出さないと、わからない人にはわかってもらえない。当たり前のことを、きちんとできるというのは、普通の人でもなかなか難しいものです。ましてや、特別な事情を持っている里子達はなおさらのこと。

3人が3人とも、共通して口に出すということは、それだけ、実感をもって日々生活されているということだと思います。

私も、自分の家庭とか、自分達だけの中で引きこもることなく、積極的に活動していかないとなぁ…と、しみじみ感じた研修でした。