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つれづれのおはなし

よそじ、つれづれ。

里親への道⑤基礎研修2日目

里親

2日目は、研修というより、見学
(笑´∀`)

S市がやっている保育所を見学に行き、どういう場所でどういう風に生活しているか?を見せていただきました。

何故保育園なのかというと、里親といえどやむを得ず子供を預けなくてはならない場合がある(冠婚葬祭だとか、通院だとかね)ので、一時保育というものがあるよ、こんな場所で預かるんだよ、っていう紹介的な要素が強いのかと。

ちなみに、通常保育(保育園での)は児童相談所的にはあまり推奨していなく(むしろできればやめてほしい)、それは何故かというと、里親は出来るだけ子供たちのそばにいてほしいので、仕事をしながらというのは特に愛着関係を築く委託して一年くらいの間は避けてほしいからなのです。

預かる子供の年齢にもよるのだろうけれど、特に小さい子は共働きだと委託は難しいようです。
もしくは、とってもいい会社で一年くらい育児休業をくれるとか。

まぁ、それはそうなのでしょう。

世の中には共働きの夫婦がいっぱいいて、小さい子を預けながら働いているんだから大丈夫なんじゃないか。と、思われる方は多いと思いますが、その【一時的に預けても大丈夫】というのは、両親、とくに母親との愛着関係があってこそのものなんだと思います。

普通の子供たちは、産まれてからずっと、お母さんがそばにいます。【いつも同じ人が、いつもそばにいる】という当たり前のことが、小さな子供たちにとってはその後の人生を左右するくらい、本当に大きな、大きなことなのです。

全ての子がそうではないと思いますが、生後すぐに施設に預けられた子供たちは、愛着障害と呼ばれる行動を起こす子が多いようです。

必要以上に抱っこをせがんでベタベタ離れなかったり、愛情を確認するためわざと怒らせるような行動を取ったり。まだまだ小さいからと思っても、子供たちは驚くほど小さいときから、自分の置かれている状況を知っているのだと思います。理解しているのではなく、なんとなく知っているのです。

この日は、施設見学と質疑応答のみで、終了しました。養子縁組里親のみ希望の人は、これで終了。
これで!!っていうくらい、あっけなく終了してしまったので、もしも、子育て経験がなくて養子縁組を希望されている方は、養育里親研修も一緒に受けられたらよいかと思います。
今回参加者の、約半数がこれで終了。養子を希望している人って本当に多いんだなぁ…という実感です。

余談ですが、一時保育とはいえ、認可保育園に子供を預けるのは至難の技だと思います。何故なら、一つの施設で3人くらいしか枠がなく、その枠も予約の段階ですぐにいっぱいになってしまうそう。急な予定にはとても対応できるものではないと思います。

お金はちょっと認可保育園より高いけれど、無認可の保育園を探しておくか、身内に頼むか…

不妊治療で病院に通っていると、子連れで病院にくる方が少なからずいて、私が通っているところは不妊専門のクリニックなので、子連れを見るのが辛い、という方も多く、私自身も子供は預けて通院すればいいのに…と思っていた時期もありましたが、簡単に預けられるものじゃないのね。と、実感。

ましてやシングルマザーで親も頼れないような境遇の方が施設を利用せざるを得ない状況に陥ることも、やむを得ないことなのかもしれません。

里親には、『レスパイト』という制度があります。育児に疲れたとか、冠婚葬祭とか、理由はなんでも良く、一年に7回ほど、預かっている子を他の里親さんに児童相談所を通じて預かってもらえる制度です。

実親にも、乳児院等で一時預かりの制度があります。(こちらは1カ月以上、とか期間が決まっています)所得に応じて利用料はかかるようですが、育児に対して一人で思いつめるよりも、相談できる場所を頼ることは大事だと思います。

困ったら、助けてもらえばいい。
困った人がいたら、助けてあげればいい。
そんな風に、なっていけるといいですよね。