つれづれのおはなし

よそじ、つれづれ。

うちのお父さん

ちょっと脱線。

うちのお父さんの話です。

里親だとか、養子縁組の話と、家族の話は切っても切れないものかと思います。

夫婦で納得して決めた話でも、両親が反対している、子供が反対している、という話はよくありますよね。

うちの母親もそうなのですが、『血が繋がっているから、お腹を痛めた子供だから頑張れるのだ』という持論をお持ちの方はたくさんいらっしゃると思います。

ただ、不妊の身から言わせて頂くと、お腹を痛めたいが痛められない人は子供を育てることはできないのですか?と、いうことです。

自分の子供じゃないからわからないんだとか、人の子だからきちんと育てられないんだ、という方がいますが、そもそも、実子のいない人は、人の子と自分の子の違いってわからないんですよね。当然、実の子と、そうでない子と、どういう風に愛情のかけ方が違うのか、育て方に差がつくのか、わかるはずがありません。

自分の子供だから頑張れる、という方はそもそも他人の子供を育てたことがあって、その上でそういうことをいうんでしょうか?

そんなわけで、この論議は解決しません
(笑´∀`)
私は、自分の母と、この話になると必ず口論になります。

それを無言で見つめるうちの父。

そんなお父さんは、養子です。産まれてすぐに、私の祖父母に引きとられ、養子縁組をしました。

今まで、うちの父が、自分の実の親のことを気にしている様子は見たことがありません。探したり、会いたいと思ったことが全くないのか、あったけれどそういう様子は人には見せないだけなのか不明ですが…ただ、父は自分の両親は祖父母以外にないと、思っているようです。

一度、自分のルーツを調べたい、と言っていたことがあり、もしや自分の出生の謎について知りたくなったのか?と思いきや、そのルーツとは祖父母の先祖の話でした。笑
あんたのルーツじゃないよ、と突っ込みたくなりましたが、でも、それが父の良さであり、祖父母に愛情をかけて育ててこられた結果なのだと思います。

そんな父ですが、だから養子縁組に賛成かというと、そうでもありません。
反対するかというと、そうでもないのですが…どちらかというと、賛成ではないのでしょうね。

父には、自分自身が養子という立場で、いろいろな経験をしてきて、思うところもあるのでしょう。

私は、実子がいないからかもしれませんが、実子であれ養子であれ子供には変わりないと思っています。血が繋がっているから家族なのではありません。そもそも、夫婦ははなから血が繋がっていません。だけど、家族です。家族になるのです。時間をかけて。子供だってそうではないのでしょうか?

ただ、自分自身が養子であったわけではないので、養子の子供の気持ちがわかるわけではありません。
多分、お互いがお互いの気持ちをわからないままで、手探りで、でも少しずつ進んでいくしかないのかな。そんな気がしています。

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