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つれづれのおはなし

よそじ、つれづれ。

不妊治療にかかる時間のこと…体外受精

で。

体外受精なんですが、体外受精は人工受精よりも治療スパンが長いです。

体外受精には

卵子をそだてる
②採卵する
精子卵子に受精させ、受精卵を成長させる
④成長した卵子を移植する

という大まかに4つのステップがあります。

それぞれのステップに時間がかかり、スムーズに①から④まで行くとは限りません。①で卵子が育たず、中断することもあれば②まで行ったけど、採卵できないこともあり、③までいってようやく採卵しても受精できないことや、受精しても卵子の成長が止まってしまったり。④まで行けたと思ったらホルモン値が悪いとか内膜が厚くならなくて移植できない等々、どこの段階でもストップする可能性があります。

なので、体外受精を予定してるときは、とにかく長いスパンでの予定が立てられないです。特に旅行とか、長く家を離れる(病院に行けない状況になる)予定は、私は体外受精を始めてから立てられていません。

全てが順調に行ったとすれば、卵子をそだてて採卵、移植までは通常の生理周期とほぼ一緒です。通常の生理周期では、28日周期とすると、0日〜14日くらいで卵子が育ち、排卵します。その後、卵子が受精すれば受精から一週間程度で子宮に着床。だから、三週間くらい?これを全て人工的に行うのが体外受精なのですね。なので、三週間の間に何回病院に行くか?というところになるかと思います。

ただ、体外受精卵子を育てるにはいくつか方法があるので、これはあくまでも最短です。採卵周期の前の周期から始めるロング法という方法もあるので、採卵方法によっては、もっと治療が長くなります。

で、最短の三週間として、全てが順調に行った場合の最低の受診日数はというと。

①生理2日目ころに、ホルモン値と子宮の様子を見るために受診。誘発開始。

②だいたい10日後(D12くらい)卵子の成長を確認のため受診。採卵日を決定。

③採卵のため受診(D13〜ころ)

④移植のため受診(何日目の胚を移植するかで異なる。3日目胚ならD16〜胚盤胞ならD18〜くらい)

⑤移植後のホルモン値チェックのため受診(移植後一週間くらい)

⑥妊娠判定のため来院

⑤のホルモン値チェックは病院によってはないかもしれないし、やらないことも可能なので、⑤を削ると5回。三週間の間に6回と考えると、そうでもない気もしますが、②から④は一週間くらいの間に集中します。

私が通う病院は、採卵と移植に関しては、通常の診察と違って、時間が選べません。採卵は1日1日を争うので、毎日対応していますが、時間は日中のお昼前後に限られています。おそらく、通常の診察よりもたくさんのスタッフを必要とするためかと思うので、どこの病院でも、何時でも採卵可能!ってことはないのではないかと。

なので、採卵や移植に関しては、日中の仕事の方は仕事を休むか、半休取るか、なんらかの仕事への影響は避けられないと思います。

長々書いてきましたが、結局のところ、仕事との両立は可能か?ってところですよね。

私の結論から言うと、可能です。急に仕事に行けません!となるリスクは人工受精とそんなに変わらないのではないかと。

ただし、人工受精よりももっと、周囲の理解を得ることが必要かと思います。一回で成功するならこっそり、仮病で1日2日休み!ということも可能ですが、回数が増えるとそうも行かないですよね。

人工受精や、移植は半休くらいで済むかもしれませんが、採卵は採卵個数によっては麻酔を使うこともあるので、やはり、おやすみしたほうがいいと思います。体への負担も大きいです。

そして、通院回数は実際は、きっともっと増えると思います。そんなに順調に何もかもは行かないので…

実際に私は、1年半ほど、体外受精と仕事を両立していました。でも、仕事でも治療でもストレスが溜まる一方…。いかに会社に話をしているとはいえ、二段階移植ともなれば、急に、明日も明後日も休みます!となったり、そういうことが続いて、休みを切り出せず、早退して移植に行ったり、採卵後卵巣が腫れてお腹が痛いのに、採卵日に休みをもらったばかりなので休めなかったり。

そのせいだけではないと思いますが、治療もうまくいかず、結局、1年くらい、のんびり通院だけに集中してみようと思い、仕事を辞めることにしました。

治療費のことを考えると、仕事を辞めることによって、治療をずっと続けることはできなくなります。けど、ダラダラ仕事しながら先の見えない治療を続けるよりも、治療だけに集中して、お金がなくなったら諦めよう、と思いました。もう、できることはそれしかないし、それで子供に恵まれなくても、やれることは全部やった!と思えるから。

仕事との両立が可能でも、仕事と治療と、体調管理と心と、となるとバランスを崩してしまうこともあります。

私は割と平気なほうですが、人によっては、誘発のホルモン剤で吐くほど体調が悪くなってしまう方もいらっしゃるし、私もそうですが、気持ちが荒んだり落ち込んで心が辛いことも。

辛いときには、休むことも大事です。

結局、仕事辞める!と暴れたものの、実はまだ辞めてません笑

治療を第一優先にして、病院のときは仕事に行かない。治療のないときだけ、週に2回程度、仕事を続けています。里親のこともあるし、融通の利く形で仕事をさせてもらっていて、会社には感謝しています。

たまになら、仕事も逆にストレス解消で、楽しいものだなぁなんて、勝手なことを思ったりしています。