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つれづれのおはなし

よそじ、つれづれ。

はじめまして、愛しています

里親

っていうドラマが今テレ朝系でやってますね。

最近、不妊とか養子縁組とか、取り上げたドラマが多くなってて、個人的にはこういうドラマ、あんまり好きじゃなくって見ないんです。

なんでかっていうと、設定がおおげさとか展開があり得ないとか、ドラマだから仕方ないんですが、事実とは掛け離れた内容に思えるから。

このドラマも、尾野真千子好きじゃないし、最初は見るつもりなかったのですが、旦那のたっての願いにより笑、なんとなく見ることになりました。

で、今四話目かな?ストーリーとしては、子供のいない夫婦の前にネグレクト(育児放棄)を受けて口をきかなくなった男の子が現れ、運命を感じた夫婦がその子を養子にする為奮闘する、という…

まぁ、すでに設定があり得ないんですけど、里親とか、虐待を受けた子供の行動なんかについては、割とちゃんと描かれているなぁと思います。

だいたい、ネグレクトの子供そのへんに落ちてないし、尾野真千子夫婦は子供ができないのではなくて、ピアニストを目指している尾野真千子がプロになるまで子供は作らないと決めて、あえて作っていなかったので、そんな夫婦が結局プロにもなっていないのに、突然養子をもらう決断が実際できるのか?っていうのが非常に疑問。

このドラマには描かれていないんですが、この人たちは結局、自分の子供はいらないんだろうか?って思います。実の子であろうが養子であろうが、家族になれるっていうのは賛成なんですけど、実際、里子や養子って、同じ家庭に実の子がいる場合、少なからず葛藤があるはずなんですよね。なんで私は実の子じゃないんだろう?私は実の子より愛されてないんじゃないか?とか、それは実の子にもあるはずなんです。

だから、養子にするのしないのって、実の子をどうしたいのかってこと、必ず必要だと思うんです。子供の気持ちも、考えるべき。
実際、養子をもらったあとに、実の子に恵まれるってこともあり得ると思うけど、それは別のお話。子供について真剣に考えたことのない夫婦が、いきなり養子にしたいっていうのが無理ある気がします。

けど、江口洋介演じる尾野真千子の夫がやたらポジティブで、突っ走るタイプ。この人が運命感じた!とか言って養子縁組に向けて突っ走るわけですが、多分、こーゆうタイプだからこそ、できることなのかも?この人、ちょっとやそっとのことではへこたれません笑

子供を通して、普段仲良し夫婦だった2人が、お互いに我慢してたことをぶつけ合い、離婚する!ぐらいまでなっちゃうのですが、江口洋介のエライところは、決して妻をないがしろにしないところ。

この子を取るなら離婚する!と言う真千子に、わかった、じゃあ子供は返そうって言う(実際は諦めてない笑)

まぁ、ここで、実の子じゃないから返そうとか簡単に言えるんだよ所詮里親なんてそんなもんよって言う声が聞こえてくるような気がするのですが…でも、それは必死に家族であろうとする人たちに対してあまりに思いやりがないって言うか…血のつながりに甘え過ぎなんじゃないかって思います。

そういう人たちに私、いつも思うんですけど、じゃあ一生懸命育てた我が子が赤ちゃんのときに別の子と取り違えられてて、実は我が子じゃなかったことがわかったらどうすんの?と。そこで愛情なくなるの?捨てようと思う?
それでも、血が繋がってるから頑張れるんだって言い切れるんですか?

大切なのは、血のつながりですか?

私、子供がいないからかもしれないですが、夫婦がお互いを一番大切に思うってすごい大事なことだと思うんです。子供は血が繋がってるけど、夫はアカの他人。でも家族。血が繋がっていないからこそ、家族であることに感謝して、お互いを一番に考えたいし、お互いのことをきちんと理解したいしわかりあっていたい。血の繋がった、実の子供よりも。

そういう意味では、養子という親子のあり方も、血が繋がっていない人たちのあつまりなので、むしろ繋がっている家族よりも

よっぽど家族。

なのかもしれないなぁと思いますね。

そしてこのドラマのもう一つの共感ポイント。

余貴美子演じる、児童相談所の人。

児童相談所の人なので、里親や養子縁組に関わってくる役割なのですが、

その淡々とした態度が秀逸。

いや、実際こんな感じです笑

悪い意味じゃなくてね。この人は仕事として子供たちや里親や実親に接しているわけですが、対応が常にドライ。

「子供なんてかわいいもんじゃないですよ」って言い切ったかと思えば、

涙ながらに「もう無理なんです」と訴える尾野真千子に「言いたいことはそれだけか」と

ばっさり。

「私たちにとって一番大切なのは子供の命です。その成長です。幸せです。 言い訳を聞く時間があったら、子供の幸せの為に次の里親を探すだけです」と。あっぱれです。

でも、冷たいだけじゃなく、ちゃんとアドバイスしてくれたり、里親さんを信用してくれたりするんです。余貴美子だけでも、このドラマ見る価値あり。

里親とか養子縁組とかって賛否両論あって、極端なまでに否定する人いますけど、何が幸せかなんて他人がどうこう言えることじゃないですよね。一番大事なのは、子供の幸せ。その子供たちが自分の幸せを自ら掴みとるチャンスをもっと広げてもらいたい。心からそう思います。